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善玉菌を増やして快便に

腸内の細菌については今までにも少しご紹介してきましたね。

その中の1つ、善玉菌について考えてみたいと思います。
ビフィズス菌などがその代表格ですが、善玉菌には様々な働きがあります。

その1つが腸のぜん動運動を活発にしてくれる働きです。
腸の運動が活発になると便がどんどん押し出されますから、快便になる・・・という仕組みです。

逆に便秘の方の腸は動きも鈍いのが特徴です。動きが鈍くなれば、当然ながら便も腸内に長く留まってしまうことが多くなります。

では、善玉菌を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?

そのために効果的なことはいくつかありますが、主に下記のような方法があります:

1.ヨーグルトなどを食べる
2.生活のリズムを整える
3.オリゴ糖を摂取する
4.たんぱく質や脂肪のとりすぎを避ける

という方法があります。どれか1つだけというよりはバランスよく実践してゆくのが一番効果的だと思います。オリゴ糖は善玉菌のえさとなることで便秘を改善してくれる効果がありますので、おすすめします。

ちなみに、善玉菌は腸内環境を改善してくれるだけでなく、免疫力もアップさせてくれると言われています。

ストレスが多いと腸内の悪玉菌が増える

心の状態は健康を大きく左右しますが、多くの人はそれに気づいていません。ちょっとした怒りや不安から、病気になってしまう人、さらにはそれが悪化して命に関わる病気にかかってしまう人さえいます。

でももとをたどってゆくとそれはちょっとしたストレスだったりするのです。

イライラや不安、恐怖、ショック・・・などを感じると腸にも大きな影響を受けます。
腸内にいる悪玉菌が増えるのです。

これについてははっきりとした調査結果も出ています。
不安や緊張状態が続くと悪玉菌が増える・・・という結果が出ているのです。

でもその理由は一体何なのでしょうか?

実はこのような精神状態では腸のぜん動運動が弱まってしまい、腸液や胃酸の分泌が減少してしまいます。

それが結果として悪玉菌を増やしている・・・というわけです。

腸内環境と健康の秘訣

山梨県に長寿で有名な村があるのですが、そこに住んでいるお年寄り(平均年齢82歳)と東京都内の老人ホームにいるお年寄り(平均年齢78歳)の腸内細菌のバランスを調べる興味深い調査が以前に行われています。

 

その結果は・・・

・山梨県のお年寄りのビフィズス菌検出率が12%高かった
・山梨県のお年寄りのビフィズス菌の菌数は4倍
・ウェルシュ菌(悪玉菌)の検出率は都内のお年寄りで81%、山梨県のお年寄り
47%

年齢では都内のお年寄りの方が若いにも関わらず、長寿で有名な村の方の方が腸内は圧倒的に善玉菌が多い・・・ということが分かったのです。

健康の秘訣は腸を健康に保つことなのかも知れませんね。便秘を改善するためにはじめたことが、健康でいることにつながるのですから、ありがたいことです。

まさに、一病息災・・・ということですね。だから、便秘になったからといって嘆くのではなく、これはチャンスなんだと思うと、気持ちも大きく変わってくるのではないでしょうか?